2012年3月12日月曜日

京都マラソンレポート

空は青くなり陽も照ってきた。



朝4時に目を覚まし、



6時には家出て気分を上げていった。



昨日、京都マラソン当日。



出来る用意は出来る限りした。



競技場のトラックからみた風景は、



一流のアスリートのものだが、



今日だけは一般の目にも映せる事が出来た。



幸先は好調にように思えた。



いつまでも走れるように思えた。



42歳になる。



42キロを走る。



1キロに1歳分の想いを積み重ねようとした。



かなり走ったように感じたが、



まだまだ2キロ地点だった。



沿道の応援が凄く耳ざわりだった。



調子が悪い時に頑張れと言わないようにと言う事を、



本当に体感した。



これからは気をつけようと思う。



坂が連発した。



普段では感じない傾斜も、



考えられないような急斜面だった。



タイム的に計算すると、



どうにかいけそうな感じはするが、



25キロ地点ぐらいのキツネ坂で、



僕の両足は砕け散った。



キツネ坂は車で上るもんで、



走ったらアカンんと思う。



そやから歩いたけど。



それでももう走れないようになってしまった。



でも、いきなりランナーズハイのような状態になって、



劇的に走れるようになるかもしれんやんで、



早足で30キロの関門までたどりついた。



次の関門は35キロ地点。



いけそうやけど、



どうもそれ以上はいけないようだ。



劇的な変化は見込めず。



僕は30歳の積み重ねで終わった。



景色を見ながら思い出にふけることなんて、



とんでもない状態だった。



しんどい。やめたい。



それ以上それ以下もなし。



自らリタイア宣言したことに、



なんの想いもない。



やるだけやるけど、



その場の状況判断もつけられる。



今日はちゃんと仕事した。



また完走する機会があれば行こうと思う。



でも思い起こせば、



凄く楽しかった。




by kenji

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