2012年8月3日金曜日

まだまだだけど、まずまずだ。

自宅玄関の戸を開け放つと、



風が凄い勢いで流れていく。



友達が大き目のクーラーを取り付けてくれた。



それを家族が見ていた。



取り外したクーラーは、



友達の友達にあげた。



仕事に出る時に玄関に置いてある、



豚の陶器の蚊取り線香に目がいった。



これは女友達から買ったものだ。



僕の弟子はテレビの取材の為に、



屋久島ロケに行っている。



会社に着いたら、



弟子とスタッフが一生懸命働いている。



インターンとして女友達の姪っ子が店にいる。



父の話をみんなが聞いている。



昨日は遅くまで昔ながらの友達と、



新しくて若い友達とで、



遅くまで仕事の話で呑んでいた。



その居酒屋も昔からいきつている、



先輩がしている美味しいとこだ。



木版の仕事ももちろんのこと、



全然違う仕事も色々相談されて運営している。



アホな遊びも全開で、



こないだしてきた。



奈良の吉野には植林に行けた。



手に届かなかった人たちとも、



友達になれている。



窓を開ければ風が吹いている。



それほどあがりはしないけど、



まぁまぁ幸せだ。




by kenji







2012年6月1日金曜日

整えて

友達の披露宴で遊んできた。



気持ちええほど、



お柄が悪かった。



でも面白かったので、



深く呑んだ。



ねむ、ねむかったけど、



ま、



最後まで呑んだ。



次の日は滝行に行った。



三重県の椿大社に行った。



外国人グループと行った。



みんなふんどし姿で、



滝に打たれた。



六根清浄、えい。



つべたかった。



いいものだった。



外国人と深く呑んだ。



次の日はお茶会に参加した。



織部ですね。



なんてわかったような事を言ってみた。



七色の天使の羽根がふわふわしてた。



えげつないものを見てしまった。



その後、



弓道をした。



武道は最高だった。



型を守り、



己を飛ばす。



ほんま良かった。



6月に入った。



使い過ぎた時間のために、



作品制作に追い込まれている。



やるだけやるよ。



いつだって。





by kenji

2012年5月25日金曜日

知らない感情を受け入れる




鹿児島の披露宴が済んだ。



来賓やけど、



おもっきり泣いたった。



とことん泣いたった。



その分だけ言いたい事言ってきた。



とことん楽しんだ。



桜島にも行った。



フェリーでうどんも食べた。



かわいい鹿児島の女の子を、



二度見三度見してきた。



火山灰もいっぱい吸い込んだ。



鹿児島弁もうつった。



温泉も入った。



美味しいものも食べた。



もちろん一杯呑んだ。



飛行機ものった。



新幹線さくらにものった。



全部感じてきた。



味わってきた。



帰ってきた。



やるだけやった。



なんか終わった。



なんか始まった。



ばか!





by kenji

2012年5月18日金曜日

徹底的

結婚式で来賓のスピーチをする。



気のきいた言葉と、



スピーチの基礎なんてものを考える。



両家や目上の方に失礼の無いように、



社長としていっぱしの事を話せるように。



色々考える。



考える。



おめでとうと言う言葉より、



彼女へはありがとう、



と、



言う言葉しか浮かばない。



何々は、



何々と申しまして、



夫婦生活と言うのは、



なんて言葉も使って、



来賓っぽく話してみたい。



それっぽく、



何にも動じない、



凄い人として、



めちゃめちゃスマートで、



素晴らしいスピーチをしてみたい。



文章を考える。



言葉を考える。



ありがとう。



ありがとう。



ありがとう。



それ以上、



気持ちが溢れない。



おめでとう。



は、



二人への言葉。



ありがとう。



は、



自分への言葉。



彼女へ祝福の言葉を贈ろうと思う。



最大の賛辞を述べようと思う。



でも、



感情がありがとうと言っている。



感情的に生きてきた。



これからも感情的に生きようと思う。



感情に従って、



言葉を、



鹿児島の空気にのせてこようと思う。




by kenji




2012年5月11日金曜日

美しき不安定

積み重ねたもの、




貯めたものを、




みんなに伝える。




共有する。




自分の手元から、




自分だけのものだけじゃ無くなる。




空になる。




寂しくなる。




妬ましくなる。




少し弱る。




迷いが生じ、




あらためて探し出す。




見つけ出す。




楽しくなる。




進み始める。




ずっと繰り返す自分の性。




その度に成果は上がり、




精度が増す。




一人では何も生じない。




何もみつからない。




繋がりと、




繋がらないを、




繋ぎあわせて、




紡いでいく。




表裏一体の、




真ん中を、




常とする。






by kenji

2012年4月27日金曜日

存在

チャンネルが繋がる。



昔の友人とあらためて繋がる。



対面してしゃべる。



電話でしゃべる。



僕はどんなに相手との時間があいても、



久しぶりと言う言葉は使わない。



途切れた時の会話から、



いきなり入る。



三角の窓あったやん。



缶コーヒーはつべたい方が良いな~。



車つぶれてへんな?



相手との距離はすぐになくなり、



当時の状態から始まる。



会話の内容は、



別にどうだっていい。



対面した時の声が、



心地よければそれでいい。



少し年をとった感じも魅力的だ。



あの時のあの感じも好きだけど、



今、あらためて好きになる。



気にいったものは、



ずっと気にいったまま。



時間をとめる必要はない。



流れてくれればそれでいい。



友人たちは少しもかわらない。



人はかわらない。



立ち位置がかわるけど、



かわらなかったから、



そこにたどり着く。



電話の声も、



黒電話からアイフォンにかわったけど、



少しもかわらない。



これから先も、



何もかも持ち続けていく。




by kenji

2012年3月14日水曜日

はじめてのブックカバー

久しぶりにブックカバーのデザインを制作した。



農作物の販売用のパッケージ用に描いたデザインだ。



この頃お神輿の復興とか、



僕の仕事の範疇を越えたものを頼まれたりする。



でも、お神輿って言うたら神社。



神社って言うたら農耕祭など。



そのイメージから田楽のイメージへ、



そして高足から竹馬とイメージを膨らませ、



かわいい竹馬のデザインを制作した。



今は彫師の手に回っている。



どんなデザインを描いても、



六代目の裕子に最終確認をとって、



完成としている。



小学校の時に友達同士で、



たんさくの四つ葉のクローバーを見つけた。



若い時に好きな彼女と四つ葉を見つけた。



そのあと楽しい時にはいつも四つ葉を見つけ、



奥さんにも四つ葉を見つけてあげた事がある。



誰かが必要なら、



僕はそれを見つけ出す事が出来る。



竹笹堂の初めてのブックカバーは、



僕が描いたしろつめくさ。



たくさんの三つ葉の中に四つ葉がひとつ。



それと四つ葉がいっぱいのデザイン。



それを六代目の裕子が、



六種類の色で展開してくれた。



竹笹堂の未来が動き出した。



みんなの未来が開けたらいいと思う。



でも、



そこまで考えたデザインなんかじゃなく、



ただ、



嬉しかった気持ちをのせたデザインである。




by kenji

2012年3月12日月曜日

京都マラソンレポート

空は青くなり陽も照ってきた。



朝4時に目を覚まし、



6時には家出て気分を上げていった。



昨日、京都マラソン当日。



出来る用意は出来る限りした。



競技場のトラックからみた風景は、



一流のアスリートのものだが、



今日だけは一般の目にも映せる事が出来た。



幸先は好調にように思えた。



いつまでも走れるように思えた。



42歳になる。



42キロを走る。



1キロに1歳分の想いを積み重ねようとした。



かなり走ったように感じたが、



まだまだ2キロ地点だった。



沿道の応援が凄く耳ざわりだった。



調子が悪い時に頑張れと言わないようにと言う事を、



本当に体感した。



これからは気をつけようと思う。



坂が連発した。



普段では感じない傾斜も、



考えられないような急斜面だった。



タイム的に計算すると、



どうにかいけそうな感じはするが、



25キロ地点ぐらいのキツネ坂で、



僕の両足は砕け散った。



キツネ坂は車で上るもんで、



走ったらアカンんと思う。



そやから歩いたけど。



それでももう走れないようになってしまった。



でも、いきなりランナーズハイのような状態になって、



劇的に走れるようになるかもしれんやんで、



早足で30キロの関門までたどりついた。



次の関門は35キロ地点。



いけそうやけど、



どうもそれ以上はいけないようだ。



劇的な変化は見込めず。



僕は30歳の積み重ねで終わった。



景色を見ながら思い出にふけることなんて、



とんでもない状態だった。



しんどい。やめたい。



それ以上それ以下もなし。



自らリタイア宣言したことに、



なんの想いもない。



やるだけやるけど、



その場の状況判断もつけられる。



今日はちゃんと仕事した。



また完走する機会があれば行こうと思う。



でも思い起こせば、



凄く楽しかった。




by kenji

2012年2月24日金曜日

仕事しいや。

3月11日(日)京都マラソンに出場する。



色んな仲間が沿道で応援してくれるという。



走り切ろうと思う。



練習を積もうと思う。



20年ほど前に福知山マラソンに出場したことがある。



その時は20キロ地点で関門にひっかかった。



その当時は遊びごとを一所懸命やっていた。



体力はつけていたが前日に参加するみんなで、



明け方近くまで呑んでいた。



この状態じゃ走れないと思ってスローペースで走った。



他の仲間たちは完走を果たし、



その日の夜のビールも美味そうだった。



くやしい思いを持ち始めたのは10代最後ぐらいから、



それからその力でなんとなくここまできた。



残っている想いは年代別に多々ある。



ひとつずつその想いを馳せてきた。



そしてそのひとつマラソンの完走。



遊びの仲間。



仕事の仲間。



いつの間にかその二つが融合した仲間たち。



仕事も呑みも共に楽しんでいる。



なので走るトレーニングはなかなか行えない。



でも当時のような体力はないが精神力はなんとかついた。



多くのものをしょいこんでここまで走ってきた。



ひとつひとつ時間制限がある関門を突破し、



年代別の自分の想いをクリアにして行こうと思う。



当日までどれだけ詰められるか、



たとえ半歩でもあきらめない力をつけたことは、



今の自分を一番好きな理由だ。





by kenji

2012年1月27日金曜日

オーバーヒート

ヤフーオークションで蒸し器を落札した。



初めてネットオークションをしてみた。



古物商の認可は持ってんにゃけど、



考えたら、



それらしい事を初めてしたのかな?



いやいや、免許もってんにゃったら、



プロのところでやらな。



あ、たまに行くんよ。



古道具屋さんの入札に、



いや前日の見学にか。



古い浮世絵なんて、



山で売ってんねん。



そう言うたら、



昨日、ロータリークラブで講演をさせて頂きました。



新ネタで挑んだら、



久しぶりにあせる心を思い出しました。



そのあと、



会員であり古道具屋さんの社長にお声かけ頂きました。



また機会がある時に、



古道具屋さんの組合で講演してくれたり。



なんて事でした。



古い事も、



新しい事も知らなアカン。



受け止めなあかん情報量は、



ほんま凄く多いな~



だから、



いつもぼーっとしていく。



心はニュートラル。






by kenji

2012年1月21日土曜日

こんなとこにいるはずないのに♪

横浜のシルク博物館へ、



横浜スカーフの研究調査に行ってきました。



シルク博物館のある場所は、



桜木町と言う所で、



そのままテレビで良くみる横浜でした。



10代に時、



この場所に凄く憧れをもっていました。



久しぶりに訪れると、



懐かしいそんな気持ちになりました。



さぶさぶかったけど、



なんか春の気持ちでした。



横浜スカーフが作られた時代は、



おもに昭和初期のようで、



型染めのものから木版摺りのものまでありました。



海外に向けに開港した横浜。



そこで未来を思い集まった、



当時の京都の職人さんなどで作られ始めた日本のスカーフ、ハンカチ。



色んな文化が融合する港は、



いつでも夢を見させてくれる場所として存在しています。






by kenji

2012年1月13日金曜日

青色に惹かれる




去年は波乗りに行けず、



海から少し遠ざかっているな~



です。



あの波のパワーや、



美しさを体感出来てないのって、



うーん。マンダム。



でも美しい色の波はいつも作っているのさ。



凄い発色、



浮世絵木版画。











by kenji